広報たかやま-第1410号

印 刷 / 有 限 会 社 大 六 印 刷 飛 騨 匠 の 技 ・ こ こ ろ ー木 と と も に 、 今 に 引 き 継 ぐ 1 3 0 0 年 ー 日 本 遺 産 と は 、 文 化 庁 が 地 域 の 歴 史 的 魅 力 や 特 色 を 通 じ て 日 本 の 文 化 ・ 伝 統 を 語 る ス ト ーリ ー を 認 定 す る も の で す 。 飛 騨 で は 古代 に 木 工 技 術 者 を 都 へ 送 る こ と で 税 に あ て る「 飛 騨 工 」の 制 度 が あ り ま し た 。 「 木 を 活 か す 」技 術 や 感 性 は 現 在 ま で 引 き 継 が れ 、 高 山 の 文 化 の 基 礎 と な っ て い ま す 皆 さ ん も ぜ ひ 、 先 人 た ち が 現 代 に 残 し た 技 術 の 数 々 に 触 れ て み ま せ ん か ? 問 合 せ 文 化 財 課 ☎3156 今回 は愛 宕 町に ある 大だ い 雄お う 寺じ の日 本遺 産 を2つ 紹介 しま す 。 ◦飛 騨 の 匠 の 技 が 光 楼 門 造 「山 門 」 大 雄 寺は 、も と もと 現在 の 国府 町 上 広 瀬 にあ りま し たが 、金 森 長近 の入 国 後 に 現 在の 愛宕 町 に移 され ま した 。山 は、 市内 で 唯一の楼 門 造 ( 2階 建 ての 門 ) で 、 17 91 年 に台 風で 倒 壊し まし た が、徳 川家 の支 援 もあ り、 飛ひ 騨だ 権ご ん の か み 守宗む ね や す 安の 流 れ を くむ 水み ず 間ま 相さ が 模みに よって 再建 さ れま し た 。 その ため 、 現在 も徳 川 家の 菩提 寺 と し て 本堂 では 家 康の 位牌 や 家紋 を見 る こ とが でき ま す。 山門 の 柱は ヒノ キ やス ギ では なく 、 カツ ラで 作 られ てお り 、木 材 の多 彩 な特 徴を 知り 尽 くし た飛 騨 の匠 の 技が 活 かさ れて いま す 。木 の特 徴 を理 解 し て 建 築 され た から こ そ倒 れる こ とな く、 建 て ら れ た当 時の 姿 を 私 た ちも 見 る こ と が で き ます 。 扉 に は 明治 2 年 の 梅 村 騒動( 百 姓 一揆 ) で 人 々が 門 を 木 で 叩い た時 に で きた 亀 裂が 現在 も しっか り と 残って いま す。 ◦ 飛 騨 地 方 最 古 の 鐘 楼 「 鐘 堂 」 江 戸 時代 前期 か ら活 躍 した 大 工 の 家 系 で ある 松ま つ 田だ 一い ち 門も ん の 建 築の 一つ で す。 4 つ の 柱が 下に 向 かって広 が り 迫力 あ る 印 象 で すが 、こ の 構造 は重 い 鐘を 吊り 下 げる こと で 全体 のバ ラ ンス を保 つ ため の もの です 。 戦時 中の 金属 類 回収 令で 全国 の 寺院 の 鐘が 回収 さ れた ため 、 鐘が ない 期 間は 重 い石 を紐 で 括く く りつ けて バラ ン スを 保ってい た そ う です 。 ◦ 大 雄 寺住 職 田た中な か 玄げ ん 恵えさ ん よ り 大 雄 寺 のみ な らず 、市 内に は 歴史 を 見 守って き た 建 築 物が たく さ んあ りま す 。 ど んな ド ラ マ があったの か、 そこ に どん な人 た ち が 暮ら し て いた のか 、そ し て平 和と は 何 か 。飛 騨 の 歴 史を 語る こと が でき る 人 年々 少 な く なって い ます 。 ぜひ 、 実 際に 目 で 見 て、 感 じ て みて く ださ い 。 現代 の 私 ちに は 、 語 り継 ぐ使 命 が あ り ます 。 古紙パルプ配合率 70%再生紙を使用 QRコードは㈱デンソーウェーブの 登録商標です。 編集・発行/高山市市長公室広報公聴課 〒506‒8555 岐阜県高山市花岡町2丁目18番地 TEL/0577‒32‒3333㈹ FAX/0577‒36‒2060(市長室直通) FAX/0577‒35‒3174(広報公聴課直通) E-mail/kouhou@city.takayama.lg.jp HP/https://www.city.takayama.lg.jp/ 防災行政無線の内容は電話でも確認できます ☎050-5536-7071 第九回 35 ー 問合せ 秘書交流課 ☎35-3130 FAX36-2060 QRからお申し込みください。 申し込み多数の場合は抽選となります。 申込期限:7月8日㈪ 抽選結果は10日㈬までにお知らせします。 ●市民と市長の面談日 7月25日㈭ 16:30~19:25 29日㈪ 13:30~16:10 市長とお話ししませんか 皆さんの思いや取り組みなどをお聞かせください。 ▲ 申し込みは こちらから 委員会・審議会を公開しています 開催日 会議名ほか 時 間 場 所 担当課 7月 5日㈮ 社会教育委員 定例会議 14:00〜 本庁2階 201・202会議室 生涯学習課 ☎35–3155 23日㈫ 健康づくり推進 協議会 13:30〜 保健センター2階 集団指導室 健康推進課 ☎35–3160 25日㈭ 農業委員会 13:30〜 本庁地下 市民ホール 農務課 ☎35–3141 29日㈪ 行政経営推進 委員会 10:00〜 本庁4階 特別会議室 行政経営課 ☎35–3040 8月 1日㈭ 行政経営推進本部 会議 10:30〜 本庁4階 特別会議室 行政経営課 ☎35–3040 問合せ 広報公聴課 ☎35-3134 FAX35-3174 対 象 市内に在住、在勤、在学し、当日原則10人以上参 加できるグループ ※市長と話したい内容(テーマ)と会場を用意してください 期 日 8月21日㈬ 10:00〜12:00 申込み 7月25日㈭までにQR・TEL・FAX など 申込み多数の場合は抽選となります。 受付後に日程調整の上、連絡します。 町内会や各種団体、グループの皆さんの活動場所で、市 政へのご意見などをお聞かせください。 ▲ 申し込みは こちらから 市長が訪問します 市長室へようこそ 6月1日 現在の人口 総人口 82,772人 (-56) 男 39,562人 (-18) 女 43,210人 (-38) 世帯数 36,320世帯 (+27) ※傍聴は先着順となります ※ 議題など詳細については、担当課へお問い合わせください 義援金・救援金募金箱を設置しています 問合せ 日本赤十字社高山市地区事務局(福祉課内) ☎ 35-3356 ( )内は前月比 インフォメーション(本庁1階)と各支所地域振興課に募金 箱を設置しています。集まった義援金・救援金は、日本赤十 字社岐阜県支部を通じて被災者支援に役立てられます。 義援金・救援金名称 募金箱設置期間 令和6年能登半島地震義援金 12月27日㈮まで 28 2024.7

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